夢裡
真新しい端末を手にしたので、以前はデバイスの許容量にあわせてインストールをしていなかったアプリケーションをダウンロードして便利さを甘受していた
feedlyもその中のひとつで、これからまた使って楽しみをさがしていこうとインストールした
そのなかに、過去に付き合いのあった多くのひとのフィードも登録されていて、その名前を目にしてしまったからか、夢でそのひとと関わるようすがあらわれてしまった
ほんの一瞬目にしただけで夢にあらわれるとは、なんと影響力の高いことかと驚いた
睡眠時に脳が見せる幻で、こちらは先方になんだかの電子メールを送信していて、それについて「もうやめてください」という返信がきて、それについてのリアクションを記憶していないが拒絶されたのだからいくばくかはショッキングだったのではないかと思われる
目覚めたうつつの当方は当該の人物についての幻視を体験したことにもショックを受けてさらにそのうちで拒絶をされたことにもショックを受けと二重の血圧の低下をにわかに発症させたし、寝起きだったこともあいまって症状からの解脱に時間を要した
こういうときはあのひとだなという詩人がいるのでメールを送ったら宛先不明だった
Facebookのメッセンジャーから改めて送ったらすぐさまに返答がきて、新しくアイクラウドのメールアドレスを教えてもらえた
電話ができるアプリだがかけてもいいのか?と誘いをかけたら夜ならいいと返事がきたが、夜だと家の者が帰ってくるし、このときに音声会話をしたかったものだから、軽くメッセージでやりとりしているうちに気分が上昇したのもあり、それなら結構と断った
午前十時頃に雨が降るという予報を見て洗濯を室内で干したが窓の外の平常の日射からはそのようなようすはうかがえない
なかなかできずにいた、あちらこちらで停滞している埃を掃除機で追い払うことに取り組めたので、冷房をつけたら猫がいちもくさんに涼みにきた
そろそろ豆乳ジュースでは物足りなく感じるので、何か腹に入れるものをと冷蔵庫に手を伸ばす